KR1280V2 | ラック型サーバーとタワー型サーバー

製品紹介

KR1280V2 シリーズは 1U スペースでの性能、コンピューティング密度、スケーラビリティを最大化し、高性能コンピューティング、仮想化など、さまざまなコンピューティング集約型サービスシナリオに適しています。豊富なストレージマトリックスにより、KR1280V2 はスケーラビリティやネットワークバランスのニーズを最大限に満足します。また、1U モデルにおける空冷、コールドプレート冷却、液浸冷却などの多次元冷却ソリューションを統合して、より高密度データセンターにおける低 PUE ニーズも満足しています。

主要機能

高効率、炭素排出量削減、エネルギー保全

コールドプレート冷却および液浸冷却をサポートし、データセンター向けの包括的な液冷ソリューションを提供します。フルスタックの液冷機能によって、KR1280V2 シリーズはデータセンターの PUE を 1.1 未満に下げることができます。
独自のゾーンインテリジェント制御技術を用いて、KR1280V2 シリーズは異なるダクト内コンポーネントの電力消費に基づき、ファン回転数をインテリジェントに調整することで、温度伝達遅延をなくし、省エネファン回転数調整と正確な空気供給を実現することができます。
環境保護に重点的に取り組み、シリーズの重要コンポーネントは無鉛要件 (RoHS) を満たしており、すべての梱包および梱包素材は再利用可能なものを使用しています。
セキュリティ、信頼性、スマート O&M

フロントの I/O 設計によって、O&M 担当者はコールドアイルでの作業が可能になり、この結果、O&M オペレーションが簡素化され、光モジュールやスマート NIC　などの感熱コンポーネントの寿命が延び、データ安定性を改善します。
BIOS、BMC などのコアコンポーネントの冗長設計により、スタンバイフラッシュへの切り替えによるシステム起動、スタンバイチップへの切り替えによるシステム起動を保証し、サービスを中断させることなく BMC のオンラインアップルグレードをサポートしたことによって、サービスの継続性を保証します。
柔軟な構成と極めて優れたスケーラビリティ

KR1280V2 シリーズは、フロントで最大 12 個の 2.5 インチ SAS/SATA/NVMe ドライブまたは 32 個の E1.S SSD、リアで最大 2 個の 2.5 インチ SAS/SATA ドライブをサポートします (具体的な構成をご参照ください)。
PCIe 5.0/4.0、最大 2 個のホットスワップ対応 OCP 3.0 (別売り)をサポートし、1 Gb、10 Gb、25 Gb、40 Gb、100 Gb、200 Gb、400 Gb ネットワークインターフェースを提供します。
オープンソースの標準的でキャッシュコヒーレントな相互接続プロトコルである　Compute Express Link (CXL) と E3.S ストレージメディアにより、KR1280V2 は従来の DIMM だけでなくキャッシュメディアを提供することにより、大容量キャッシュサービスのコアニーズに対応します。
優れた性能と高効率

第 4 世代インテル^® Xeon^® スケーラブル・プロセッサーを搭載した KR1280V2 シリーズは、CPU 当たり最大 64 個のコアと　128 個のスレッド、最大 350 W の TDP、4.2 GHz のターボ周波数、速度 20 GT/秒の4 個の UPI リンクををサポートします。
最大 32 個の DDR5 ECC DIMM (5,600 MT/秒、RDIMMs) をサポートし、高速性と優れた可用性を実現します。

技術仕様

アイテム	説明
フォームファクター	1U ラック型サーバー
プロセッサー	最大2基の第4/5世代インテル^® Xeon^® スケーラブル・プロセッサー最大 64 個のコア、最大ターボ周波数 4.2 GHz CPU 1 台当たり 4 本の UPI リンク、リンク 1 本当たり最大２０GT/秒最大 350 W の TDP
チップセット	インテル Emmitsburg
メモリ	最大 32 個の DDR5 DIMM （5,600 MT/秒） CPU 1 個当たり 16 個の DIMM、CPU 2 個当たり 32 個の DIMM RDIMM 対応
ストレージドライブ	一般	フロント I/O
	フロント: 32 × E1.S SSD 12 × 2.5 インチ SAS/SATA/NVMe ドライブ (最大 12 NVMe SSD) 10 × 2.5 インチ SAS/SATA/NVMe ドライブ 8 × 2.5 インチ SAS/SATA/NVMe ドライブ + 2 × M.2 SSD + 2 × E1.S SSD 4 × 3.5 インチ SAS/SATA/NVMe ドライブ + 2 × M.2 SSD + 2 × E1.S SSD 4 × 3.5 インチ SAS/SATA/NVMe ドライブ + 4 × 2.5 インチ SAS/SATA/NVMe ドライブ	フロント: 12 × E1.S SSD + 2 × M.2 SSD 4 × E3.S SSD/4 × 2.5 インチ SAS/SATA/NVMe ドライブ
	リア: 2 × 2.5 インチ SAS/SATA ドライブ (ホットスワップ対応)	-
	内部ストレージ最大 3 枚の TF カード (BMC 用 1 枚、PCH　用 2 枚) 最大 2 個の SATA M.2 SSD または 2 PCIe x4 M.2 SSD
ストレージコントローラ	RAID/SAS コントローラ 14 個の SATA　コントローラをサポートするオンボード PCH インテルオンボード NVMe コントローラとインテル NVMe RAID キー (別売り)
ネットワーク	2 × ホットスワップ対応 OCP 3.0 モジュール (別売り)	3 × ホットスワップ対応 OCP 3.0 モジュール (別売り)
I/O 拡張スロット	最大 6 個の PCIe 拡張スロット (1 個の mezz RAID、2 個のホットスワップ対応 OCP 3.0 など）最大 4 個のコールドプレート構成用 PCIe 拡張スロット (2 個のホットスワップ対応 OCP 3.0など)	最大 8 個の PCIe 拡張スロット (1 個の RAID mezzanine、3 個のホットスワップ対応 OCP 3.0 (フロント用 1 個、リア用 2 個)など)
ポート	フロント: 1 × USB 2.0 ポート 1 × USB 3.0 ポート 1 × DB15 VGA ポート 1 × type-C ポートリア: 2 × USB 3.0 ポート 1 × DB15 VGA ポート 1 × COM ポート (Micro USB) 1 × RJ45 ポート内蔵: 1 × USB 3.0 ポート	フロント: 1 × USB 2.0 ポート 1 × USB 3.0 ポート 1 × DB15 VGA ポート 1 × RJ45 ポートリア: 2 × USB 3.0 ポート 1 × DB15 VGA ポート 1 × COM ポート (Micro USB) 1 × RJ45 ポート内蔵: 1 × USB 3.0 ポート
ファン	8 個のホットスワップ対応のデュアルローターファン、N+1冗長性（没入型冷却モデルにはなし）
電源	550 W/800 W/1,300 W/1,600 W/2,000 W CRPS 標準 PSU、1+1 冗長性サポート
システム管理	IPMI リモート管理専用の 1 個の独立した 1,000 Mbps ネットワークポートと統合
セキュリティ機能	二要素認証、TPM 2.0、セキュリティパネル、侵入アラート、BIOS/BMC チップセットレベルの冗長性、パワーキャッピングなど
オペレーティングシステム	Microsoft Windows Server、Red Hat Enterprise Linux、SUSE Linux Enterprise Server、CentOS など
寸法 (高 × 幅 × 深)	10 × 2.5 インチドライブ構成 (従来のヒートシンクを搭載) マウント耳含む: 43 × 482 × 830 mm (1.69 × 18.98 × 32.68 インチ) マウント耳なし: 43 × 438 × 815 mm (1.69 × 17.24 × 32.09 インチ) 12 × 2.5インチドライブ構成: マウント耳含む: 43 × 482 × 881 mm (1.69 × 18.98 × 34.69 インチ) マウント耳なし: 43 × 438 × 858 mm (1.69 × 17.24 × 33.78 インチ) その他の構成: マウント耳含む: 43 × 482 × 880 mm (1.69 × 18.98 × 34.65 インチ) マウント耳なし: 43 × 438 × 865 mm (1.69 × 17.24 × 34.06 インチ)
重量	フル構成<31 kg (68.34 lbs) (詳細については、ホワイトペーパーをご参照ください)
動作温度	5°C to 50°C (41°F to 122°F) (詳細については、ホワイトペーパーをご参照ください)